オリスクの話(2)一番簡単な作り方
- オリスクの書いてある00.txtを入手する
- それを「うみねこのなく頃に」のあるフォルダに放り込み
- 「うみねこのなく頃に.exe」を起動する
- オリスクをプレイする
- 終わったら、00.txtを削除するなり移動させるなりする
NScripterは、起動するとまず00.txtがあるかどうかを調べ、なければnscript.datを探し、それもなければメッセージを出して止まるようになっています。00.txtかnscript.datのどちらか見つかった方をスクリプトと定め、それを読もうとするのですね。
デフォルトの状態では、フォルダの中には当然暗号化されたnscript.datしかないはずで、だからそこに00.txtを突っ込めば、00.txtの方がシナリオとして解釈されます。
ただ、この方法には不安もあります。と言うか、不安だらけです。
セーブデータ(と環境データ)
NScripterはセーブができます。セーブをすると、save1.datなどのファイルが作られます。
オリスクでも当然セーブはできるので、オリスク起動中にセーブを行ってしまうと、本来のセーブデータを上書きして破壊してしまいます。これはあまりいいことではないですね。
考えられる対処法は、
- ユーザーに「セーブしないでね」と呼びかける。
- オリスクに細工をして、セーブできないようにする。(右クリックを無効化したり、メニューバーからセーブを消したり)
しかしセーブデータ以外にも、グローバル変数なんかの問題もあって、この方法は簡単ではあるけれども引き起こす副作用が大きすぎると感じられます。
オリスクの話(3)素材の方から来てもらったらどうだ? - 永字八法に続く。