こんな夢を見た

ものすごいいびきをかきながら(本人自覚無し)、こんな夢を見た。
佐世保に電車で出張。往路の電車内で隣席の人が話し掛けてきて盛り上がる。乾杯。(夢の中にも関わらず)不意に眠気が襲って来て寝てしまう。気が付くと終点。そしてなくなった財布。やられた。
佐世保(リアル佐世保とは全然違うが、起伏が激しい点だけが似ている)の警察に届ける。頭の中ではこれからの算段を考えている。出張中の宿の確保もそうだが、その間の滞在費をどうやって得るか。あるいは盗まれたカードの停止を。ううむ、電話番号調べその他でネット環境が必要だな。それに職場にも相手先にも連絡しないといけないし。
なじみのビジネスホテルに行き、そこのフロントのオヤジと茶飲み話をして、なんとかツケで泊まれるようにする。鍵を受け取り、ロビーにたむろしビールを飲みながらテレビを見る浴衣の集団を横目に部屋に向かう。103号室だったので102号室の隣の部屋のドア(引き戸)を開けたら、大学生っぽい男が畳の上でテレビを見ていた。戸の上を見たら104になっていた。103号室は背後にあった。
103号室を開けた。中は普通の広さだったが、どういう訳か押し入れのように全面に腰の高さに板がはっており、一部に穴があって階段がついていた。なんだこりゃと思いつつ、まあツケで泊まってる訳だしと諦めて下段に這って入る。
横になって(と言うか横になるしかない天井の高さだが)カバンの中から煎餅を取り出して一幅。寝ながらだったので割れた煎餅のかけらがぽとりと壁と畳の間あたりに落ちたが、すると畳を柔らかく持ち上げて、下から昆虫の足みたいのが大量に出てきて煎餅をかじってから引っ込んだ。この部屋、下になんかいる!
……てなところで目が覚めた。
荘子の説は今日ばかりは否定したいところ。