なつやすみのじゆうけんきゅう パタリロ!編その3

なつやすみのじゆうけんきゅう パタリロ!編その2 - 永字八法の続き。
50巻まで調べましたよと。
ISBN:9784592113409

パタリロ! (第50巻) (花とゆめCOMICS)

パタリロ! (第50巻) (花とゆめCOMICS)

雑誌コード:43751-62
パタリロ! 213 悶絶ヒューイット
暇つぶしにCIAのヒューイット(ロリコン)をたずねたパタリロ。何か暇つぶしはないかとヒューイットに無理難題をふっかける。
その時、ヒューイットは出張帰りの飛行機の中で出会った少女に一目ぼれしていたが、その少女の名前しか知らないままにわかれてしまう。
パタリロはその恋煩いで仕事に手がつかないヒューイットにきっと探し出してやると約束する。
ヒューイットから正確な少女(名はパティー)の容姿を聞き出したパタリロは、パティーそっくりのアンドロイドを作り出す。このアンドロイドをヒューイットと会わせ、ヒューイットがのめりこんで幸福絶好調になったところで、アンドロイドを自爆させると言う悪戯を仕掛けるためである。
ところが、パティーは偶然にもアメリカにあるマリネラ大使館の隣に住んでおり、しかもパタリロやタマネギの奇行を観察するのが趣味だったことから、自分そっくりのアンドロイドが作られたことを知ってしまう。
パタリロたちが目を離した隙にパティーはアンドロイドと入れ替わる。
ヒューイットとパティーは出会い、仲良くなる。ほくそ笑むパタリロ。やがて二人の仲が良くなったところで、パタリロはアンドロイドの自爆スイッチを押すが、当然パティーには何も起こらない。狂ったか壊れたと判断したパタリロはパティー溶鉱炉の中に放り込んで始末しようとするが、それをヒューイットが命がけで止める。タマネギが屋上に放置されていた本物のアンドロイドを見つけ出し、パタリロはパティーとアンドロイドが入れ替わっていたことを知り、殺人未遂をしたことに愕然とする。
ヒューイットの求愛にパティーは「それはいいけど」と一言。いずれ年を取って大人になるけれども、それでもいいのかと。
悩みまくるヒューイット。こたえの出ないままに終劇。
初出:平成4年 花とゆめPLANET増刊5/1