ハイソなブコフ

白金台のブックオフは、さすが白金台と言うべきか、ハイソな雰囲気に満ち溢れていた。
一階には漫画はなく、それらは全て地下に押し込められ、そして雑誌が多いのも特徴だった。雑誌が多いと言うことは、住民が雑誌を持ち込むということであり、それらがなおかつ大事に扱われ店頭に並べても問題ないレベルであることを意味する(と思う)。その上、ニューズウィーク英語版がずらっとそろっていたり。個人でこんなのを買う人って、一体どんな人なんだ。
しかもブックオフの一部コーナーは喫茶店になっており、ゆったりと本が読めるようになっていた。うぬぬぬぬぬ、住民の質が違うぜー。あまりのいたたまれなさに100円本をつかんでレジに並んだ訳だが、レジでも先客の男が眼鏡の店員を口説こうとしており、一瞬「このスイーツ(笑)が!」と思ったりもしたが思っただけだ。なんて小市民な俺。