メトロポリス [VHS]

メトロポリス [VHS]

メトロポリス [VHS]

だらだらと視聴。
ところどころ、日本語字幕と歌詞のどっちか区別がつかないところがあったけど、映像のパゥワーの前には些細な問題だった。
技術に対する想像の限界(1926年発表)か、あるいは舞台劇的な効果か、ああいう労働の仕方はないだろうと思ったが、しかし気分的にはいつの時代の労働者もあんなもんだよなあと。自分が何やってるのかわからずただ働いてるって感じだった。人間を歯車にするとあんな感じかと。
プロレタリアとブルジョワジーの和解と言う青臭い理想像を描いた作品、と普通の人なら見るんだろうけれども、俺はロボ娘オタクなんでそうは見ないんだけどな。
人間を模したアンドロイドが、民衆を扇動し、破壊をもたらし、娼館で勝利の馬鹿騒ぎ。
「コントロールできなくなった。私にもどうなるかわからない」
作った博士のセリフにニンマリ。
主演の女優さんは聖女と毒婦の両方の演技を要求されて、大変だったろうなあ。見事な演技力だ。
アンドロイド・マリアの機械ばれエンディングは素敵。焼かれながら高笑い。夢に出るね。
マリアのイメージはどっかでネタに使いたいところ。どーしよっかなー。