2004年春号(Vol.1)

批評 雑誌 電撃帝王

電撃帝王なのです。電撃大王と電撃萌王との中間くらいのポジションだそうです。そうなの？

表紙
まったりさん（田中久仁彦）
リバーシブルポスター
いとうのいぢと七尾奈留
まったりさん（田中久仁彦）
ああ、昔ホビージャパンでファム＆イーリーを描いてたなあ……ってか、その頃しか知らねえよ俺。
変な生物が全人類に一人ずつ（？）発生した世界での話。導入だけなので何がどうなるのかはさっぱりだが。
まったりさん、ハァハァ言って怖いよなんか。白米ごはんのマヨネーズ＆蜂蜜がけなんてうまいとは思えないね。全く胸焼けしそうだぜ。大判焼きにバターと練乳ってのもすごいがこっちのがまだマシ。話は不条理系っつーかなんつーか。田中久仁彦ファンならなんでもいいんだろう。
lunch box（POP＆ふくなが）
もえたんの人。へー。漫画も描けたんだ。
二人の魔法少女がそれぞれの目的のために、魔法のパズルのピースを探す旅に出る。
へー。導入だけなので感想はあんまり。絵のうまい魔法陣グルグルみたいな印象。
いおの様ファナティクス（藤枝雅）
水戸黄門＋マリ見て……？　つか、百合要素があったら全部マリ見てに結びつけるのは悪い傾向だな。
どっかの国の王女いおの様が黒髪の側女をゲットしに日本に来て、鉢辺さんをお持ち帰りする。
この人、デフォルメもうまいなあ。鉢辺さんいい感じ。キャスも苦労性な雰囲気がいい感じ。
見た目理系の女子が時に失敗などして頬を染める！
この妙な味わいが良いのではないか
いおの様わかっていらっしゃる。これは続きがみたいなー。
一二三スパイラル（しゃあ）
アキバ系企業がそれぞれ代表を出し、リングの上で強さと萌え（審判評価）と観客投票で勝負を決めるコミックファイトの世界。怪BOOKS代表の主人公一二三とへびのあな代表のミココとの試合がメイン。
この代表選手のことを「壁の花」と呼んでいるが、コミケでは壁の方が上と言う文化を踏襲しておこる意味の逆転は面白い。絵はちょっと見辛い気もするんだけれども。
ミココたんの使うスペシャル・ホールド「淫人形固め」（インモラル・フィギュア・ホールド）はかなりエロい。オススメ！（笑）
冒頭でやられ役に使ったメロンブックス、それにK-BOOKSととらの穴を除外したアキバ系企業の数だけ続きが作れる計算になる。
おや？　コミックファイトは60回目なのに、主人公はすでに100戦してるぞ？　あれあれ？
蒼眼の騎士団（袁藤沖人）
一瞬、伊藤真美かと思ったら違った。
修道院に紛れ込んだ王女を暗殺するために、三人の騎士見習が送り込まれた。
うん、うん、ひとつはこういうシリアスな話もないとね。はい、次ー。
Pippin（ばらスィー）
発明物漫画を描く前の駄目人間の日記漫画。桜玉吉かよ！
MURDER PRINCESS（犬威赤彦）
コミック版こみっくパーティーの人だっけ？　ファンタジー系超強いお姫様のお話。悪くはないが興味もない。
RCツインズ（うるし原智志）
相変わらず乳首丸出しのコスチュームです。もう、ホントウに好きなんだなあこの人と諦めを通り越して微笑みさえ浮かんで来ます。つか、股間のパーツに縦線入れるのはなんとかしてください。
そんな恰好した婦警さん二人組の話。もしこんな婦警さんいたら逆に増えるだろ犯罪。
都合によりページ数が減ったので（おいおいおいおいおい）、その分代原を入れることに。しかも目次にはそれが載らない。仕事しろよ社会人！
地獄極楽TEMPEST（へかとん）
ばんざーい！　へかとんだー！　代原だけどへかとんだー！
アパートに引っ越したら、そこでは天使と悪魔が戦争をしていた。
読みきり。つかこの際うるし原切ってへかとんに連載やらせるのはいかがか？
ROOTねこねこ（小野敏洋）
ネコの王の世界観（多分）でその後の話をしてみました的な内容。小野敏洋の名前の時は、まともなもの描くのになー。いい話。ほっとするね。
メガギフト（須田さぎり）
テーマは眼鏡。それで全ては解決だ。
委員長が眼鏡をかけた。
眼鏡スキーたちの内ゲバと言う珍しいものを見せていただきました。我がメガネ道に新たな光がっ……！　ぜひ続けてください。おながいします。
翌檜コーポ　プラズマン（原作：トメ太・作画：ヒメコ）
よくわからんです。
ヒーローオタクの女の子が本物のヒーローに会って二号を名乗る。
二号って言うとなんかアレだな。
なぎさ（山田秀樹）
ふ、普通のラブストーリーなので恐ろしくて読めません。
のん☆の（中平凱）
普通に面白い。
漫才の相方を探す少女が、ボケ役を見つけるがボケられて逃げられる。
食玩少女レアだもん!!（かのえゆうし）
この人のことで覚えているのは、RPG福袋94のバトルエンジェルのイラストをって、誰が覚えてるんだこんなもん。
食玩買ったら、中から小さな女の子が出てきた。
誰もが思いつきそうでなかなかやらなかったネタ。お見事。
尾道neighbors（宮越和草）
普通の不思議系漫画。他が萌え萌え言ってるから、中には萌えを無視したのがあってもいいだろうけど。ふー落ち着く。
きりのこ（中村哲也）
設定がよくわからない連載を前提においた漫画。ドラゴンステーキとは逆の雰囲気。
西田と天使（マツダ）
本来4コマのあるスペースにこれ。見事なギャグ漫画。説明不要。連載は無理な感じだが、この人の作品はまた読みたい。
次回予告
みづきたけひととKIMちーが次回は参戦とのこと。

第一号なので一応全部目を通してみましたが、なんとなく曖昧なラインだなーと言う気がしました。エロ要素は少なめですね。ポイントは藤枝雅、へかとん、小野敏洋、須田さぎり、マツダでしょうかね。これらの人が描くなら、また買ってもいいな。



※2005/04/22 Fri 11:07:57 に再編集されました。
※2004/11/01 Mon 11:44:30に再編集されました。