2004年18号

週刊少年チャンピオンなのです。まあ、ぼちぼちと。

バキ(板垣恵介
表紙はバキの顔の部品のみ。一瞬何かと思った。
今週はまだタメの回でした。結局、5試合だけやるような感じですね。組み合わせは先週の順番とおりかと。
さて、控え室では勇次郎の独白、というかハッパかけが始まります。まず、なんだかんだと中国を持ち上げ、その中国が本気になったと伝え、その上で「虚仮にしてぇ」とのたまいます。どうせ勝つんだから、敵は強い方がいいとでも言いたげな調子です。そしてバキに問います。
バキよ
俺に協力できるかい
それに対するバキの答えは、
俺は――
あなたが 大嫌いだ
思想も生き方もかお
全てがだ
と、いや、性格が嫌いとか言うのは充分わかるんですが、顔まで嫌いってーのは、すでに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の境地にまで達してます。バキ君、人間としても鍛えましょうよ。
ただ……
現在の中国拳法に対する思い
その一点だけはあなたと同じだ
これを契機に5人が手を合わせる訳です。番組が番組なら、「ファイトー!」「オー!」とでも言いそうなシーンですが、こいつらがやると建物が崩れそうです。さすがに試合がしたいのでそこまで破目を外さなかったようです。ていうより、この結成シーンはかなりうさんくさいですね。
ちなみに腕を見ると勇次郎、オリバ、アライJr.は血管が浮き出ていますが、バキと寂海王は太いものの普通の腕です。血管が浮き出るかどうかは、筋量と心臓の強さによるそうですから、各人の肉体の基本スペックがここからもうかがえますね。
来週こそはオリバの試合が見れるんでしょうねえ……。
ロボこみやぎさわ景一
第21話。幽霊病院ですかー。幽霊の描き方が微妙につのだじろうライクで風情がありますね。あー、後はメガネっ娘でねーかなー。
アクメツ(脚本:田畑由秋・作画:余湖裕輝
政治家って人種の言動不一致さがにじみ出ている回でした。以上。
……では短すぎるので。今の政治の状況をよく描写してるんですよね、これって。この状況で何かカリスマチックな独裁者が出たら、たやすく第二次世界大戦中のドイツみたいになっちゃうんだろうなー。それじゃいかんことはわかってるから、アクメツみたいに仕組みはなんとかそのままで政治を変えようとしてるんだろうなあ。なんか、蟷螂の斧って言葉が脳裏を離れません。
月例フレッシュまんが賞
死人使い(小谷野浩文)期待賞、なんですが、個人的にはこれを読んでみたいですね。
カオシックルーン山本賢治
全てがヘルトラマンを中心に回っています。素敵!
花右京メイド隊もりしげ
我ら 花右京メイド隊
全ては花右京太郎様の為に!!
今更テストで0点取る奴などベタすぎてつっこみようもないが、メイドオンリーのモブシーンで全員が左腕をまっすぐ上にあげる敬礼のポーズをとるのは、さすがに圧巻です。タリホー。
虹色ラーメン馬場民雄
黒い虹ってあーた。
神宮寺雷蔵、もしかしてこれから麺王たちを一人一人つぶしていく気なのかな。
TWO突風!(原作:藤井良樹・作画:旭凛太郎
来週最終回。梵場がラスボスだったのか。
次号予告
小沢利雄がかえってくる……って、この人もなんかなー。
裏表紙
山本沙織……って誰?