Ruler of the Universe

パーティカードゲームのネタを考えた。元ネタは魔法の国ザンスシリーズ。
宇宙の支配者同士のスコアの競い合いをテーマにしたもの。

勝利条件
ゲーム終了時に、最もスコアの高かったプレイヤーの勝利。同点は同点勝利。
敗北条件
スコアの計算で0除算が起こったプレイヤーは、ゲームから除外される。

プレイヤーは偶数人数が望ましい。
プレイヤーは、参加する際にアルファベット3文字+thの合計5文字の名前を選ぶ。この名前がスコアの計算式になる。
たとえば、名前がXANTHだった場合は、X(A/N)^thがスコアの計算式になる。
同じように、EARTHはE(A/R)^th、DEATHはD(E/A)^th、WRATHはW(R/A)^thがスコアの計算式になる。
A-Zとthは全てのプレイヤーに共通で、初期値はすべて1である。
プレイヤーは最初に山札から手札を4枚ずつ引く。手札には「A+1」だとか「Z-1」だとか「th+1」だとかが書いてある。
自分の番(議長と呼称する)が来たら、プレイヤーは山札から一枚引き、手札から議題カードを一枚場に出す。他のプレイヤーは、その議題カードに対して、拒否権を発動できる。判断と表明は時計回りに行う。議長を除くプレイヤーの半分以上が拒否権を発動すれば、そのカードは否決される。そうでなければ、可決となる。拒否権は、初期状態で3回持っているとする。
なお、否決可決が確定した時点で、残りのプレイヤーの判断と表明はキャンセルされる。
カードが否決された場合、拒否権を発動したプレイヤーは拒否権回数を失う。可決された場合は、拒否権回数は戻ってくる。
議決カードが可決されたならば、そのとおりに実行する。変数は変更され、スコアが再計算される。この時、第三変数が0になったプレイヤーは、宇宙の支配者から脱し、六道輪廻を超えた覚者となる。精神世界的には勝利だけれども、ゲーム的には敗北である。
山札から引こうとして引けなくなった時がゲームの終了である。その時の最終スコアで順位が決まる。