ゲーム企画「九日島へようこそ」
九日島へようこそ。主催者はあなたの参加を歓迎します。
ルールは簡単。あなたは他の参加者とともに、この島で九日間を過ごしていただきます。たったそれだけのことで莫大な賞金が贈られます。
滞在中、何をされるのも自由です。何物にも縛られない、完全なる自由をお楽しみください。
持ち込み物は最初に検査させていただきます。(持ち込み禁止品は別リスト)
島にあるものは全て自由にお使いいただけます。損壊・紛失・消耗したとしても一切請求はいたしません。持ち出しは携帯できるものに限らせていただきます。
贈られる賞金の総額は決まっており、期間終了後、賞金を受け取れる参加者の間で均等に山分けすることになります。
また副賞として、九日島滞在中はもとより、滞在以前のあなたの行為が原因で、司直があなたに接触してくることは決してないことを保証します。
なお、途中リタイヤは不可能です。例外はありません。
あなたにとって、この滞在が実り多いものになることを願っております。
概要
個人的な条件さえ満たせば、最後の一人になるまで殺し合わなくていいバトルロワイヤルです。
ゲームのルールと目的
複数のキャラクターがこのゲームに参加する。プレイヤーは任意の一人を選んで自分の分身とする。
キャラクターにはそれぞれ目的が設定されており、それを満たすことがプレイヤーの勝利条件になる。
特色
目的の種類
- 犯罪者
- 逃亡中の犯罪者で、司直から追われている。副賞の後半が目当て。a.生き残ることが目的。
- 逃亡者
- 法に触れない(もしくは隠蔽の成功した)行為によって、司直からは追われていないが、復讐者から追われている。副賞の前半が目当て。a.復讐者を全員殺害し、b.生き残ることが目的。なお、参加した誰が復讐者かはわからない。
- 復讐者
- 逃亡者を追っている。あるいはその人物の代理人。a.逃亡者を特定し、b.逃亡者を全員殺害し、c.生き残ることが目的。
- 殺人者
- 殺人が目的。理由は不明だが、殺人そのものが目的。a.一人以上を殺害し、b.生き残ることが目的。
- 債務者
- 期限の迫った借金がある。a.生き残り、b.最終的な所持金が設定された借金以上になることが目的。
- 放蕩者
- スリルが目的。リピーターかも。a.生き残ることが目的。
- 主催者
- 主催者側の人間。主催者からゲームを面白くするように、との命令を受けている。a.一人以上殺害し、b.自分以外の誰かが自分以外の誰かを殺害し、c.生き残ることが目的。※必ず一人います。
能力の種類
- 目的把握
- 何らかの理由で、誰がどの目的を持っているかを事前に知っている。
- 能力把握
- 何らかの理由で、誰がどの能力を持っているかを理解している。
- 隠しポケット把握
- 何らかの理由で、島の隠しポケットの場所を全て知っている。(隠しポケットには、主催者が用意した様々な凶器やアイテムが隠されている。隠しポケットは、任意の場所で探索を行い、ある確率をクリアーしなければ発見できない)
- 財宝把握
- 何らかの理由で、隠し財宝がどれかを知っている。(島にあるアイテムは実用品かガラクタばかりだが、中に一つだけ莫大な価値のあるアイテムがある。これを隠し財宝と呼ぶ。隠し財宝があれば、債務者はハードルが下がる)
- 隠蔽
- 入島前の検査をスルーして、何らかのアイテムを選んでもちこめる。凶器・毒・携帯電話とか。
- 虚実判定
- 他の人物の発言について、直観的に虚実がわかり、外れない。ただし、虚実は発言者の認識による。「AがBを殺した」とCが発言してそれが「実」だったとしても、それが真実とは限らない。Cがそう思っているだけの話である。
- 探偵
- 死体を見れば誰が殺したのかを特定できる。
スキル
- サバイバル
- 野外で安全な食糧・水を取得できる。
- ストーキング
- 必要ならば他人に気付かれないように行動できる。
- サーチング
- 隠しポケットの発見率が最大になる。
- 護身術
- 素手での戦闘スキル。無論、殺害にも使える。
九日島について
クローズドサークル。十分な部屋、キッチン、食堂等のある館があり、自然の地形が一通りそろっている。
ゲームで想定される展開
生き残ることが目的とは言え、その実現のために他者の殺害が必要なように仕組んである。
- 暗殺隠蔽戦略
- 暗殺し、さらに死体を隠しポケットに隠していく。
- 食糧戦略
- 島内の食糧・水を独占し、他者の餓死を待つ。
- 協力戦略
- 利害の衝突しないキャラクターと徒党を組む。