怒られるかも知れなかった電話

怒っていい電話 - 永字八法の続き?
業務上必要だったので、ある企業に電話した。
受付がすぐに出たが、内容を話すと担当に変わると言って保留になった。
「しばらくお待ちください」
本当にしばらく待たされた。その間馬鹿のように空を見つめていた。
やがて、保留が終わる時が来た。
「お待たせいたしました。あ」
「……どうしました?」
「同点に、あ、いや、なんでもないです。えーっと、なんでしたっけ?」
もういいよ!と内心思ったのは内緒だ。どいつもこいつもWBCWBCと。
しかしイチローの打席の時だったらきっと怒られていたに違いない。幸運に感謝。