スマイリー菊池の事件に思うこと

痛いニュース(ノ∀`) : 芸能人ブログ「炎上」で18人立件へ - ライブドアブログ
書き込みした連中には同情する気にもならないが、テレビのニュースで「ネットの暴力」とかしたり顔で言ってるのに失笑するしかない。
ネットの場合、阿呆なことを書き込んだら、誰が書き込んだかはすぐにわかる。普段は法的なフィルターでもって匿名性が保たれているが、ひとたびその法が許せばたちまちの内に個人を特定される(少なくとも、時間とちょっと戦えば)。毎日新聞ネット君臨の「匿名は卑怯」などと言う発言は、技術的なことがわからない前時代の遺物の戯言に過ぎない。きちんと技術を持ち、法を執行すれば匿名性などネットでは存在しないも同然なのだ。ミネルバだって逮捕される*1のさ。
普段ネットをしない家人ですら、「顔が見えないから、匿名性が保たれてると思って適当なことを書いたんだろう」と言う見解を示してみせた。匿名性の幻想は罪深いな。
しかしこの匿名と言う力は、むしろリアルの方がはるかに強い。みんなほんとうに気づいてないのか? それとも忘れているふりをしているのか?
たまにあるだろう。どこそこの公共施設のトイレに差別落書きがあったとか、民族衣装の裾が切られたとか。ああいうので犯人が特定されることはほとんどない。まさにやりたい放題だ。リアルの方が、三次の方が、匿名性は強いのだ。
今のマスゴミ連中は、本当にネットを理解していないな。いや、何かを本当に理解したことが今まであったんだろうか。

*1:これはこれで別の、もっと大きな問題があるが