古本屋を呼ぶのこと

 年末大掃除と言う訳でもないが、流石に床も見えなくなってきたので、ロボ娘じゃない本を処分することにした。
 二階から一階に降ろすだけで腰をいわしそうになり、自然と呪詛の言葉が口を衝いて出た。なんだこの本の量は。古本屋でも開く気か。そうやって集めたのは自分なのだから世話はない。
 本当は古本屋まで持って行くつもりだったが、早々に無理と断じ、呼ぶことにした。ブコフは来てくれるが、来るとポイントがつかない。まあ、些細な問題か。
 ブコフの店員が軽バンで二人やってきて、仕分けを始める。その様子を家人が好ましい様子で眺めていた。これで少しは部屋が片付くと。と、その時来訪者が。
宅配便「amazonさんからお届物でーす」
 なんと間の悪いことよ。最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)を読む。流石に意味がわからない。抜けないよねこれ。まあいいか。
 40分ほどで仕分けが終わり、売れなかった本が100〜200冊ほど残された。売れたのは約400冊。店員の置いて行ったお札の中には、英世さんが何人かと、諭吉さんが一人。うひょー。家人に夕食は外で食べようと告げる。回る寿司だけど。