紙の砦

「紙の砦!!」が笑えるけど笑えない。
文豪の地縛霊を屋敷から追い払う仕事の話なんだけど、ゲストキャラが現役女子高生小説家(コバルトあたり?)で、結局こいつと口論するだけで文豪は成仏してしまう。女子高生は文章で「稲垣似」とか平気で書いて、多分文庫のページの下半分はメモに使えるような小説を書いているような描写がある。

文豪「笑わせるなー!! このアホな文章で読者がついてくるとでもいうのかーッ!?」
JK「私の本は一冊平均十万部売れてるわっ!!」
(中略)
文豪「文学は死んだーっ!!」

ラノベはあったけど、ケータイ小説はない時期のはずなんだが、まあいいか。こういうのはいつの時代にもある普遍的な問題と言うことかな。