本屋との付き合い方

私の趣味は - 永字八法の続き。
 ISBNがわからない店員に対して決して寛容にはなれない私ですが、一度本屋からはどんな風に思われているのかを聞いてみたいようなみたくないような。
 最近、行きつけの本屋が顔を覚えてくれたようで、手ぶらでレジに並んだら、「今日はこれだけです」と定期購読や予約新刊を準備してくれるようになった。
 そして買った後で、予約本の(ISBNありの)メモを渡すと、「発注しておきます」とそのまま預かってくれる。名前も聞かずに。
 その間、俺は無言で頷くだけ。楽なような堕落なような、店にとってはいい客なのか悪い客なのか。
 冷静に考えると、いつもISBNつきで発注をしていて、品が届いても連絡はしなくていいし、発注物が多少傷んでいても文句は言わず、月に万単位で買っていく客なんだから、感情的なものはともかく対応の楽な客ではないのかなあと思ったりもする。
……そうだ、明日からはエコバッグを持っていこう。うん、それがいい。