過度な期待、っつーかこれが甘えか?
市民からの電話。男性の老人。
漏水していた。だから、漏水していた分の水道料金は払わない。そういう主張。
実際、漏水に対する救済制度はある。しかし老人の主張にはそもそも無理がある。
いつからどれだけ漏水していたか、なんてことは、正直誰にも証明できない。考えてみて欲しい。土の中にある水道管がいつ破れて、そしてどれだけの水がそのまま消えたのか。誰がわかる?
だから、「全額はできない。そもそも、どれだけ漏水したかを証明することはできない」そう言った。
「そんなことなかろう」
「え、じゃあ、どうやって証明するんですか?」
「そんなことなかろう」
「だから、どうやっていくら漏水したのか、どんなやり方があるんですか?」
「そんなことなかろう」
以下、エンドレス。
正直、腹が立った。
- 自分の利益に関することなのに、その証明を他人まかせにするその態度か。
- 仕組みを理解していないのに、たやすく何かができると考えるその態度か。
- 漏水していたのは誰の責任でもない、強いて言うなら水道管の所有者である本人にあることを全く理解しないその態度か。
とにかく、内心腹が立った。