だいぶ頭も冷えたので

宗教とは究極の俺ルール - 永字八法の続き。
 靖国宮司が「昔からあるルールだよ!」と言ったのはかなり胡散臭い。
 とは言え、靖国神社の形態が通常の神仏習合とか合祀とか言うのとは違うため、ルールがなかったのも確かだろう。(むしろ一番近いのは、日本仏教の墓ではないか? 「先祖代々之墓」とかあって個人名はなく、中に入っている骨壺によってメンバーの調整ができると言う点で類似してないか?)
 ルールがないところならばルールを作らなければならないのは確かで、やり方はまずいが靖国宮司はそれをやった訳だ。しかし言い出してしまった以上、引きづらいものがあるだろう。宮内庁あたりが助け舟を出してやれないのだろうか。

三単元のs

「あれは最近の口語英語ではなくなりつつあるよー」と某人から指摘を受けましたが、まあ、そのとおりですね。個人的には、言語の簡略化は逆に文語的表現の幅が狭まることでもあって、いたしかゆしだと思っております。
 日本語の古文だと、登場人物の上下関係がはっきりしていれば、敬語表現の種類によって主語の省略が可能だったりしますね。(この動詞が使えるのは皇族だけ、出てきた皇族は天皇だけ。つまりこれは天皇がやったこと等)
 使用者の大多数が望めば、言語は自然に変化していくのでしょうが、たまに天才が出現して好き勝手に変えたりしてなかなかままなりません。英語にはシェイクスピアとかルイス・キャロルなんてのがいましたからね。日本語の場合金田一先生が頑張っても変わらないでしょうが。
 簡略化していく言語の中でひたすら保守的なのはドイツ語で、ひたすら先鋭的なのはフランス語でしょうか。ドイツ語の構造はシンプルなんですが、動詞の活用だけはいい加減暗記力テストです。フランス語の読みについては「これ絶対フランス語読めない奴を田舎者呼ばわりするためだろ」と思ったりします。薩摩弁が実効性を理由にした人造方言だとすると、フランス語は仲良し集団を判別するための変化だと思えてしょうがありません。「Rendez Vous」をランデブーと読むなんて最初変態かと思いました。

もやもやしている本当に言いたいことは多分こう。

「位牌を返せ!」とか事実確認以前の難癖をつけてくる奴がウザい。靖国に位牌はないなんてことは調べればすぐにわかること。「靖国のリストから抜いてくれ」ってんなら裁判でもなんでもすればいいと思うし、そこで論理や資料を駆使して丁々発止してくれればまだ言われた方も納得できるんだが、とにかく理屈もくそもなくゴリ押ししてきて、相手にしなければ勝手に勝利宣言されるし相手にして理屈を展開してもするだけ無駄(こっちの言うことを聞くつもりがない)って状況にいらついているんだろきっと。