ジーザスをネタにした創作(ネタバレにつき見るには覚悟を)

ワラノート - FC2 BLOG パスワード認証とか見たのでつい。
 これまで読んだりした、いわゆるキリスト教のヒーロー「イエス・キリスト」についての創作物を列挙してみる。

ガチでイエスの生涯を描いてみた

劇団四季ジーザス・クライスト・スーパースター
見たけどあんまり覚えてない。意外と普通かも。
映画「パッション」
実は見てない。ごめん。でも、本田透がオススメしてるんだから、駄作ではないと思う(微妙な権威主義だなあ)。でも、amazonを「パッション」で検索すると、むしろエロの方がひっかかるな。パッション・プレイ 巨乳詐欺師の甘い蜜 [DVD]とか。金髪巨乳詐欺師。たぶん実際いたらひっかからないと思う。話がうますぎる。

パッション [DVD]

パッション [DVD]

「イエスの正体は○○だったんだよ!」「な、なんだってー!」(AA略

星野之宣「妖女伝説」
クレオパトラを主役に据え、彼女の目から見た世界の歴史を描く。不死の肉体を得たクレオパトラは、クレオパトラの名を捨て世界を放浪する。そして終盤、ナザレの大工に出会う。超人然としたイエスは、しかしクレオパトラとの対比を通じて、実は悪のアバターであることが読者には示唆される。まともなキリスト教徒が読むにはどうかと思わせるが、面白いので俺にはアリだった。
マイケル・ムアコック「この人を見よ」
ムアコックのSF……でいいんだよなこれ。いわゆるキリストコンプレックスの大学生が主人公。彼はイエスに傾倒するあまり、マッド教授の行うタイムマシンの実験に志願し、紀元前後の死海のほとりにタイムスリップする。その時の衝撃でマシンが壊れて現代に帰れなくなってしまうが、主人公はなんとかイエスの真実を知ろうとほうぼうをうろつきまわり、その結果、自分がイエスになってしまう。最終的に十字架にかけられ、死んでしまう。死海文書を書いた連中に混じって修行すると、暑さと栄養不足で天使とかの幻覚が見えるとか、ヒステリー性(つまりは心因的な原因の)病気が多く、心理学を学んだ主人公にとっては簡単に治せたことを、奇跡と呼ばれたりする。これまたまっとうなキリスト者にとっては焚書したくなるような本。

この人を見よ (ハヤカワ文庫 SF 444)

この人を見よ (ハヤカワ文庫 SF 444)

映画「モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン」
……これはもう説明しない方がいいと思う。

現代にやってきたイエス

中村光聖☆おにいさん
世紀末を乗り越えたブッダとイエスが、立川に休暇に来た。時折挟まれる聖書の奇跡の裏側が笑えて笑えてしょうがない。
椎名高志GS美神極楽大作戦!!アスタロト
まあそのー、シルエットだけですが出演なさってましたね。

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

現代に生まれ変わったイエス

相原コージ「コージ苑」
変なオヤジに拾われたため、常識人ながらもひどい目に遭いながら生きていく少年。その正体は世紀末救世主だった。いや、あのオチは普通わからんわー。
風忍地上最強の男竜
説明はするべきかどうか。現在によみがえった悪の救世主がその、ねえ? そっくりだってのは、ねえ?で、この悪の救世主を主人公である竜が殺し、その上「地球割」と言うアラレちゃん並の試技を披露した上、天使に迎えられ天界への階段を昇っていくラストはなんと言うか言葉もない。

ご本人(骨のみ)登場作品

荻野真孔雀王」聖杯編
まあ、意思があるようには見えないけど、一応出ていらっしゃると言うことで。
荒木飛呂彦スティールボールラン
アメリカで死んだ聖人はいない」けどアメリカで死んだ救世主はいたんだってことなんでしょうね。

エスカメオ出演

映画「ベン・ハー
確かにこれを入れてもいいんじゃないですかね。

その他

 まあ、ひとつのコンテンツと考えるのは難しいかも知れないが……。
 それより、amazonの書評を読んでググッたら、例のオウムとの関係が取りざたされているが、オウムってインド仏教系の団体じゃなかったのか?

週刊聖書 総集編

週刊聖書 総集編

補遺

以下はちょっと確認ができないでいます。さらなる資料求む。