IPv6の使い方

ロボットって、部品ごとに、IPV6で通信してくれると、いいと思うんですよ! - ウィリアムのいたずらの開発日記なんてのを見つけた。
ここで述べられている「部品単位でIPアドレス割り振ったら面白いことできなくね?」と言うアイデアは、私が知る限り3回違う口から聞かされている。
だからこのアイデアは陳腐で役に立たない、などと言うことではなく、私自身面白いと思うし、誰かやってみて欲しいと願っている。
なお、私がこのアイデアを聞いたのは以下の三つ。

  1. ITmediaかなにかの記事。IPv6でこんなことができると言う例に出していた。こうすることで、部品単位での故障の検出ができるとも。
  2. 米田淳一のプリンセス・プラスティック世界では、IPの発展形であるexzipが普及しており、自販機で買った缶ジュースの缶にすら固有アドレスが割り振られていて、物流の把握や在庫管理などに使われている。
  3. 嫌韓サイトの投稿。韓国のどっかの企業が同じアイデアを、IPv4のままで提唱したけど誰も相手にしなかった、と言う話。せめてIPv6にしろよと。

私は2の応用がとても気に入っている。全ての本にICタグを埋めて、ISBNコードとIPv6を返すようにすれば、個人の蔵書管理も格別楽になると思うのだが。
ちなみにこれら全ての応用に共通する問題は、いつになってもIPv6が普及しないことだが。ほんとどうなってんだろう。