もうちょっとつっこんでくれ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070929i404.htm?from=main4

「職員の横領防ぐ」年金保険料の窓口徴収廃止…舛添厚労相

 舛添厚生労働相は29日、読売テレビの番組に出演し、社会保険庁の職員らが年金保険料などを横領していた問題に関し、「窓口にお金を持っていって(保険料を)払うのは一切やめる」と述べ、社会保険事務所の窓口での保険料徴収を廃止する方針を明らかにした。

 早ければ来年度から廃止する。

 舛添氏は番組で、「(保険料の)横領をやらせないために、コンビニで支払ったり、郵便局や銀行で引き落とせば、問題はなくなる」と述べ、保険料の支払いは、金融機関での振り込みや口座振替などに切り替えるべきだとの考えを示した。

 番組終了後、舛添氏は記者団に、「窓口で保険料を支払う人は全体の1・7%だ。わずか1・7%のために不正が行われるならやめた方がいい」と述べ、廃止の影響は少ないとの見方を示した。

 また、「銀行員が(保険料を)ポケットに入れるはずがない。銀行は信用できるが、社保庁は信用ならない。市町村はもっと信用ならない。ここまで公が信用ならなくなり、民のほうが信用あるのは何たることか。現実がそうなら、信用のある方を使ったほうがいい」と語った。
(2007年9月29日13時11分 読売新聞)

銀行員〜はずがないのくだりは、「それはそれで甘いだろう」と言わざるを得ない。
むしろここはもっと突っ込んで「ATMなどのマシンをなるべく使う」とした方がいいだろう。それでちゃんと領収も出るしさ(出るようにすればいいしさ)。
本質は「人間が信用ならない」なんだから消去法で「マシンを信用するしかない」ことにならないだろうか。まあ、そんだけ。方向性としては指示するけどね。
行政として、社保庁の連中を信用してませんと啖呵切った訳だから、これでさらに社保庁から不祥事が明るみに出たらなおさら叩きに行くだろうなー。