夏妃さん二重人格説

話し合った推理 - 永字八法の続きと言うか、そのエントリの後半を消したい気分。
雛見沢研究メモ(仮)さんの「夏妃さん二重人格説」を聞いてすげーと思った次第。

何故二重人格なのか

傍証しかないが、「頭痛が酷い」「過去、色々あった(=トラウマの素地)」など。

裏の人格はどんなものか

一言で言えば、魔女、もしくは魔女として振舞う誰か。表の夏妃は魔女のことを知らない。その交代はかなり恣意的?
金蔵は知っているのかも知れない。それを承知で嫁がせた、とも考えられる。もし夏妃の裏人格が、常時顕在するようなことになれば、金蔵にとってはハッピーかも。

この説を採用することで作中のどんな現象が説明できるか

使用人がベアトリーチェについて口をつぐむこと
夏妃(直接の主人)の深夜徘徊はちょっと口に出せない。
魔法陣を描いたのは
魔女。殺人と魔法陣描きは分担作業。なので絵羽・秀吉殺しの時のようにタイムラグが発生する。
真理亞の会ったベアトリーチェ
夏妃のコスプレ。萌える。その他、指輪を拾ったのも魔女。手紙を書いたのも魔女。
夏妃と金蔵の会話
夏妃主観の幻覚。留弗夫が金蔵の役をしていたとしても、その違和感を魔女によって消された。人間、聞きたいことが聞こえてくる物。
金蔵の死体焼却
第一の六人殺しは留弗夫が実行犯で、留弗夫自身の死体は金蔵で代用していたと考えている。その後、倉庫は新しい鍵で閉じられたが、その鍵を持っていたのは夏妃=魔女であるので、鍵を隠れていた留弗夫に渡すことは不可能ではない。留弗夫は倉庫を開き、金蔵の死体を焼いて一つの死体で二人の死を演出した。
第三の手紙
金蔵の部屋の中に突如出現した手紙は、魔女が置き、夏妃が気付いた。言わばマッチポンプ
夏妃の自殺
自分のもう一つの人格に対し銃をぶっ放した(主観)のだが、実は自分に銃を向けていただけだった(客観)。

この説を採用することで第一話はどんな構造になるか

留弗夫とこの魔女が共謀して殺人をした。留弗夫にとって誤算だったのは、最後は自分も魔女に殺される結果になったこと。

それでも残る謎

  • 源蔵・熊沢・南條はどのようにして殺害されたのか。留弗夫が頑張った?
  • 子供たちの死は? 爆薬?
  • 絵羽・秀吉殺しの方法は? 少なくとも夏妃が部屋を訪れて、用心もせずに部屋に入れるとは考え辛い。

更なる妄想仮説

ひぐらしのなく頃に」が各編毎に違う人間が「発症」するように、「うみねこのなく頃に」ではいつも誰かが「魔女」を発症している。誰が魔女役をやっているかは、編毎ではなくその時々で変化する。第一話で言えば、留弗夫と夏妃(と真理亞?)が交代で魔女をやっている。19人目は存在するが目に見えない。この仮説の例外は戦人で、彼だけは絶対に魔女にならない。