バラセバラセ!

エンジンについて

使われているエンジンは(当然ながら)「ひぐらしのなく頃に」に引き続いて「NScripter」。ただし、さすがに最新(に近い物)にバージョンアップはされている。440kbのサイズのバージョンはいつだったかな。

arc.nsaについて

今回のarc.nsaのサイズは158,612,007バイト(約151メガ)で、これはひぐらしのなく頃に鬼隠し編の214,634,155バイト(約204メガ)に比べると小さい。画像点数はむしろ増えたにも関わらずサイズは減少していることから、圧縮がうまく効いていることがわかる。つまりは、単一色で広範囲を塗るアニメ塗りがキャラクター、特に立ち絵に使われているのではないかと思われる。(もう一つの可能性としては、圧縮ソフトのバージョンアップなんだけど、あれは変わってなかったよね?)

音楽について

また、音楽や効果音は相変わらずMP3かwavで丸出し。なのに、ogg再生用のnsogg.dllが添付していて微笑ましい。ogg使おうよogg。mp3だと後でどんな難癖つけられるかわからないのに。

DLLについて

画面効果のために、5種類のdllが添付されている。

breakup.dll
裏TEA PARTYで頻出するキャラクターが粒子状にばらけたり集まったりするエフェクトを実現するDLL
cascade.dll
滝が流れ落ちるようなエフェクトをエフェクトを実現するDLL。しかしほぼアイキャッチの表示のバリエーションにしか使われていないような。
snow.dll
雨が降るエフェクトは全てこれで実現している。
trvswave.dll
「横波を生じさせながらクロスフェード」なんだが、起動直後のサークルロゴ表示にしか使ってないような。
whirl.dll
「渦を生じさせながらクロスフェード」なんだが、今回はTEA PARTYかアイキャッチにしか使っていないようで。

どれもhttp://kimikage.ddo.jp/から。
番外として。

MSpDraw.dll
残念ながら採用にはいたらなかったが検討はしていた模様。うーん惜しい!→NSŒI

nscript.datについて

鬼隠し編」は844,438バイト(約825キロ)、うみねこは1,239,647バイト(約1.18メガ)で、約1.4倍程度には大きくなっている。テキスト、鬼隠し編よりも多いのだろうか。それよりも、プログラム面が大幅に強化されたせいだろうか。今回はdefsubなんかも多用してるからなあ。