思いついたこと

やっと死体が出てきた。
通り一辺の解釈を加えてみる。
まず、死体に死後も損傷が加えられていることについて。
1.心理学的にはこういうことをするのは、加害者が被害者に恨みを持っている場合だ。逆に肉親が心中のつもりで家族を殺害する場合は、苦しませないようにしつつ、死後も遺体の服装を整えたりする。
2.それと、今回は状況から、妄想性の異常の可能性もある。要するに悪魔に生贄を捧げるためとか言って、なんらかの様式に従って殺害をした場合。顔面が潰れているのも、この様式による場合か。
3.最後に考えられる可能性は、このような心理学的な知識を持ち、そのように見せかけて捜査をミスディレクションさせるための擬装である場合。
以上三つが考えられる。

いただいたトラックバック先から指摘を受けたので。
死体は死んだ後に更なる損傷を受けていたことについて。犯人がそれをした理由。

  • 感情による動機
    • 加害者は被害者たちに強い恨みを持っていた。顔面の破壊は人格の否定。
    • 加害者は魔術儀式に関する妄想を持ち、それを実行した。その妄想が頭部を破壊することを要求していた。
  • 理性による動機
    • 真の殺害方法を隠すため。実際のところ、毒殺とかどうかすらわかっていない。
    • 死体の身元を曖昧にするため。替え玉などのトリック絡みで。
    • 特定人の特定部位が欲しかったが、それを知られたくないため全ての死体に手を加えた。

まあ、あの町医者の見立てが正しければ、の話だけど? 生活反応は道具もなしに目で見てわかるもんなのかねえ。