ブックコンシェルジュ

ブックコンシェルジュと言う職業がある。
読者と本をつなぐと言うことだそうだ。
……なんだろう、この著しい既知感は。デジャビュと言う奴か。
図書館学の五法則があり、その第ニ法則が「いずれの読者にもすべて、その人の図書を」となっている。
つまり、図書館学の五法則に則って活動する司書はすべからくブックコンシェルジュと呼べそうなものなのだが、しかし世間一般の認識では決してそのようになっておらず、わざわざ別の職業を作って呼ばねばならないと言う状況は、図書館員の怠慢が原因なのであろうか。