お菓子のパッケージ

家人の買って来たお菓子、正式名称やらは知らないが、そのパッケージ裏が面白かったので引用。

傳統宮中茶菓−クルタレ(ミツタバ)

クルタレ(ミツタバ)は王さまと貴いお客さんに愛用されてきた傳統宮中茶菓でミツとムギュしゅくいしてつくります.匠人??でコナをこねてつくる16,000スジの糸は,長壽と健康,幸運と切なる願いがかなうようになります.それほどあまくもないし,齒につかないで藥味の變化により,多樣な味をたのしむことができます.冷藏庫にいれて氷らせ,お茶と一緒にめしあがれば,もっとおいしいです.

原文ママ。強調部、俺。)
パッケージ裏にハングル、英語、日本語の説明が順にあってこれが日本語の部分。ていうか、ツッコミどころ多すぎ。
一言に集約するなら、「在日じゃなくて日本人にチェックさせろよ!」になる。
あと、表示では日本語風に文字間が一定だが、原文では文節や単語の間に日本語にはありえない不自然なスペースがはさまっている。ハングル書くのと同じ調子で日本語書くなよな。
なんでか漢字は全部旧字体使ってるし、句読点そのものもおかしいし。コンピュータ上で使うなら一定の根拠もあるが、紙に印刷して日本人に売るものに「,」やら「.」を使うのはかなり違和感がある。
そもそも中国語の説明がないのもアレだ。
なお「ムギュ」は英文からの類推で「麦」の誤植と思われる。あーもー、これが本場のケンチャナヨか。ミツタバは「蜜束」のことらしい。英語で「honey skein」とあるから意味がわかるのだが。
ちなみにお菓子自体はばらついた繭みたいなカタマリで、普通に食べれた。そして冷蔵庫の中には本場キムチが……。orz