要求してもいいんでない?

図書館は図書を購入することによって何を買っているのか? | 黒澤公人のドキュメンテーションシステムの100年(1960年-2060年)

岩波書店から既に、10000冊の購入をしているとすれば、数千万、億単位のお金を
書店、出版者払ってきたことになる。
このことは、書店や出版から、図書以外のデータを、図書館システムの供給してもらう
理由にはならないだろうか。

最近、図書を買うと、電子テキストデータを一緒につけてくれる図書の売り方も登場しているのだが。

amazonさんがやってるようなことをやってみたいんだけどどうよ。図書館業界は、相当買ってると思うんだけどなあ」ってな話ですな。
全国に確か七千からの公共図書館があって、それらがまあ、大雑把に平均500万の年間予算を持っているとして、図書館が出版業界に払う金額は35,000,000,000で、漢数字にすると三百五十億円。出版業界全体の大きさが確か2兆円くらいだったかな。そうすると出版業界に占める図書館の割合は、およそ17パーセント。6分の1になる。
……まあ、悪い数字じゃないと思うけどなあ。大学図書館とかとは勘定に入れてないから、実際には20パーセント越えるんじゃないだろうか。
売上の5分の1を占める顧客に対して、サービスしてくれてもいいんじゃないか、と言うのは、言ってみるだけの価値はあると思う。