録画

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000006-yom-soci2006-05-09経由)

取り調べの録画録音、「裁判員制度」に向け試行

 最高検は、容疑者の取り調べの録音・録画(可視化)を、一部の事件で試行する方針を固めた。

 杉浦法相が、9日の閣議後会見で明らかにした。裁判員制度の施行を3年後に控え、捜査段階の自白が取調官に強要されたものではなく、調書に任意性・信用性があることをいかに分かりやすく立証するかが、検察当局にとって大きな課題となっており、その方策の一つとして、可視化の検討が不可欠と判断した。

 杉浦法相は、「検察としての立証責任を全うするという意味で非常に大事なことだ」と述べ、将来的には「導入する方向で検討するのだろう」との考えを示した。

 関係者によると、取り調べ過程の録音・録画は、当面、東京地検での取り調べに絞って7月ごろから1年半程度試行し、メリットとデメリットを検証したうえで、本格導入の可否を探る。
(読売新聞) - 5月9日14時41分更新

取り調べがこういう風に公開ではないから、実際の裁判の場でも被告側から「あの時は特殊な状況で心理的誘導がなされたのでその調書の内容は不確実だ」とかごねられる原因になってるのに。
多分、自分等のやってることが違法な取り調べだって自覚があるから反対してるんだろうね。