電脳麻薬ハンター (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: ウィリアムシャトナー,斎藤伯好
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1991/01
- メディア: 文庫
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まあ、内容はともかく。この作者が問題だ。
知っている人は知っている、カーク船長役の俳優さんなのだ。小説も書くのかよっ!と暖かくツッコミを入れたいところ。
そして描写されている世界では、日本人が悪役なのである。
まず、最大の悪役の名前が、「ソニー・ホコリ」。ホコリはどうやら「誇り」のことらしい。「誇り」=Pride=高慢の罪と言う連想だろうか。そして日本人なら名前は当然ソニーさ! orz
最初の電脳麻薬は京都大学で作られたらしい。なんで?
キャラクターが濃いので、ウィリアム・ギブスンみたいな読みづらさはないのがありがたい。てか、エンターテイメントだなあ。ロボ娘も魅力的だし。
ただ、あのオチだけはいただけませんでしたな。
そして、続きがあるみたいなエピローグなんだけど、続きが出たとは聞かないのですよ。残念。
追記
GHOST BREAKER - 業務日誌によると、やっぱり別に中の人がいたようで。