ツールキットマニュアルスタジオ編

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スタジオ(舞台)の概念を導入しました。
ツールキット全体を一つのテレビ局のようなものと想定してください。
そこには、0〜4番のスタジオがあり、それぞれに舞台とカメラがあります。
ツールキットのユーザーはその舞台の上に、ひぐらしキャラに化けるコピーロボットを配置してセリフをしゃべらせたり演技をさせます。
ただし、持っているチャンネルは一つだけなので、プレイヤーにはスタジオのどれか一つだけしか見せられません。

スタジオは、そこに立つ全てのキャラクターと背景とカメラの設定を覚えています。音楽、画面効果(モノクロとか反転とか)は全スタジオ共通です。
ただ、プレイヤーから見えないのは逆に使い道もあります。

[スタジオ/0]
[背景/studio.jpg]
[レナ]「はい、それでは現場の圭一くんからです。圭一くぅ〜ん!」
[スタジオ/1]
[背景/genba.jpg]
[圭一]「現場の前原でーす! 現場ではすでに交通整理が始まっています……」
[スタジオ/0]
[レナ]「あ、現場との接続が切れたみたいです。復旧するまでしばらくお待ちください」

違う場所とのザッピングが大変楽になります。
また、見えないキャラクターは見えなくなっただけで存在はしていますので、見えないままで操作をすることもできます。

(続き)
[圭一/困る]
[レナ]「お見苦しいところをお見せしました。復旧したようですので再び現場です]
[スタジオ/1](さっきと同じ背景と圭一。ただし、圭一は困り顔になっている)

暗幕と同じように、プレイヤーの目から隠しておいて様々な操作ができます。

実際の操作

デフォルトでは、スタジオ0番が指定されています。
変更は以下のとおりです。

[スタジオ/2]2番スタジオに変更する。
[スタジオ/3/待つ]内部的に3番スタジオに変更するが、画面にはまだ影響させない。
[スタジオ/4/10]10番エフェクトでスタジオ4に切り替える。(クラシックモード時のみ)

ドッペルゲンガー

一人のキャラクターは一つの舞台にしか立てません。
ので、一人のキャラクターを二つの舞台に立たせるには、二つの方法があります。

  1. コピーロボットをもう一つ
  2. スタジオ間を走らせる。

前者は簡単で、たとえば魅音魅音(に化けた詩音)を別々の舞台に立たせたい場合は、キャラクターの項目で紹介した手法が使えます。
後者は専用のコマンドがありますので、それを使ってください。詳しくはキャラクターの項で。
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