HEART TREATMENT

HEART TREATMENT

HEART TREATMENT

ポーズに表情が乏しい気のする作家さんです。きっちり描こうとして勢いを殺してしまってるような、そんな感じ。
全体はいくつかの連作短編集になっていますが、特に感情移入できるような話もなくその辺はスルー。
対象は「チャイムMachine」。
話らしい話はなし。都会のマンション住まいの男が、ダッチワイフも可能なロボ娘を三日間レンタルする。しかしこの話はかなり印象に残っている。何でだろう……。
ああ、ロボ娘がショートカットで眼鏡かけてるからだな。やっぱりあうあうが最高な思想なんだ俺は……。
まあ、オチの方がすごいけれども。
三日が過ぎた時、レンタル継続もしくは買取をせまられるわけだが、レンタル継続は「1500万クレジット」で買取は「25万クレジット」である。そりゃ買取した方がマシじゃんか! まあ、「1500クレジット」の誤植かも知れんけど。
最後のコマ、ロボ娘を抱いて「いい時代だねえ」俺もその時代に行きたいぞ。