思わぬところに伏兵が

何気なく本屋にはないマンガを開いたら、未来への循環(サイクル)―マンガで見る環境白書〈8〉(多分これだと思うんだが……)のことが載っていた。
これ、環境省の出したマンガ白書シリーズの(現時点での)最新刊で、石森章太郎プロが漫画部分を作っている。作画は海老原優。石森プロ出身だそうな。

 インダストーイ社は、自意識を持つ人間型ロボット「ロボコム」を製造する会社。値段を低く抑えたために、わずか二年間で二百五十万台も売っていた。だがその低価格ゆえか壊れたロボコムの不法投棄が相次ぎ、あちこちで山積みになって社会問題と化していた。

ロボットの不法投棄などから、工業製品のリサイクルの重要さにつなげる展開の模様。
主人公の少年イチローは、親からロボコム「ジロー」(笑。石森だもんなあ)を与えられ、ヒロインのサクラは妹のようなロボコム「チェリー」を持っていた。とか。
しかも気になる情報に、これのアニメ版もあるとか。ただし、アニメーションのロボコンが内容を説明する内容で、ロボコン以外は紙芝居状態だとか。ていうかどこでやってんだよそれ!
ちなみにシナリオ担当は夏緑。そう、葉緑宇宙艦テラリウム―亜麻色の重鋼機(カルチベーター)乗り (MF文庫J)*1のあの人です。なんと因縁めいた偶然か。
とまあ、ロボ娘レさんへのラブコールだけだとあれなんですが、この本自体ほかにも色々な組み合わせがあったりするので、いずれじっくり読んでみたい。幸福の科学金田一少年の関係とか実に気になるところ。国のお役人もたまにはいいもの作りますなあ。

*1:これもロボ娘コンテンツ