殺竜事件 (講談社ノベルス)

殺竜事件 (講談社ノベルス)

殺竜事件 (講談社ノベルス)

ミステリとファンタジーの融合と言うヤツですな。うまくいってますのう。
ネタバレはやめにして、問題は絵師ですな。いわゆる悪魔絵師金子一馬氏な訳で。
この人が人物を描くのだから、それはもうスタイリッシュでカコイイばかりなんですが、問題は彼に食器を描かせると途端に食欲が失せると言うものです。
たとえそれが最高級のダージリンだとしても、金子一馬デザインの器だとどうでしょう? どう思いますそこの人。俺はそればっかり気になって、食事のシーンが出るたびにうげーってな気持ちになりました。キャラクターがうまそうに茶を飲んでてもうまそうに思えないのですよ。
ま、それは些細な問題ではありますが。
竜の殺し方ねえ。やさしい竜の殺し方読んだらわかりますか?