殺竜事件 (講談社ノベルス)
- 作者: 上遠野浩平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/06/06
- メディア: 新書
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ネタバレはやめにして、問題は絵師ですな。いわゆる悪魔絵師・金子一馬氏な訳で。
この人が人物を描くのだから、それはもうスタイリッシュでカコイイばかりなんですが、問題は彼に食器を描かせると途端に食欲が失せると言うものです。
たとえそれが最高級のダージリンだとしても、金子一馬デザインの器だとどうでしょう? どう思いますそこの人。俺はそればっかり気になって、食事のシーンが出るたびにうげーってな気持ちになりました。キャラクターがうまそうに茶を飲んでてもうまそうに思えないのですよ。
ま、それは些細な問題ではありますが。
竜の殺し方ねえ。やさしい竜の殺し方読んだらわかりますか?