とき☆めか!(1) (KCデラックス なかよし)

とき☆めか!(1) (KCデラックス なかよし)

……すげー。ホロ仕様の表紙だ。
中身も異端と言えば異端。主人公は女の子で、その上でその友人になるべくロボ娘がやってくると言う内容。
ヒロインは地味で様々なコンプレックス持ち（これは少女漫画の定番）で、ロボ娘は灰被りをお姫様に変える魔女の役割をもたされている訳だ。そしてそれに説得力を持たせるために、ロボ娘には流行の最先端の容姿を与えている。
しかしなんだな。女性社会の縮図を見るようだな。運動ができるとか成績がいいとか言うのはさておき、とにかく人気とかうまく付き合うとか、流行の格好をしているとか、そういうのが最優先される社会なのは、中学生はおろか小学生の間でも当たり前のようになっている訳だ。そしてそういう荒波に揉まれて成長する（本当に成長してるのかどうかはわからんが）女性たちは、男性に対してもそういう目でしか測れなくなる。……この社会はどうなっていくんだろう。
まあその。武内直子さんも大ヒットは出なくって大変ですね、と。てか、漫画自体描かなくなったのをダンナのせいにしてる（笑）　まあ、ありそうな話だけど。