2005-08-23 腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿 批評 小説 西澤保彦 ミステリ 腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2005/07/16メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (44件) を見る金融探偵を読んだ後だったから、ついつい食い詰めた公務員(すごい表現だな)が、退職(免職?)して探偵になったり、あるいはトラブル解決専門に飼われているような昼行灯公務員を期待してたんだけど違った。 事件があって、困っている人がいて、その人がふと見るとその公務員がいて、相談すると事件のヒントをくれる。そのヒントに従って当事者が動いてみると、真相が見えると言う構造。 つか、この公務員無害な喪黒福造みたいだなあ。 キャラ的におもしろいけど、あんまり広がりは作れそうにないなあ。