演出技法について

背景画像を整理しているうちに気付いたこと。
例として、鬼隠し編一日目での背景の使われた順番を一部抜粋する。

内外 建築物 便宜名 時間帯
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1
屋内 分校 教室2
屋内 分校 教室1

これは、沙都子のトラップを食らった後、圭一たちが教室に入り、昼食の席でレナがレナパンを放つ寸前までの画像の使われ方を時系列に並べた表である。
「教室1」は教室を背後から見た背景(座席の背中が見える)であり、「教室2」は教室を前から見た背景(ロッカーと習字が見える)である。
これに立ち絵の使われ方を重ねてみると、教室1では主に梨花が、教室2では主に沙都子が表示されている。つまり、圭一が右を向いているか左を向いているかを、キャラクターの立ち絵だけでなく背景でも表現しているのである。
細かいようだが、これも一つの演出技法であろう。類似の技法はそこかしこで頻繁に見られ、鬼隠し編二日目、古手神社境内での昼食でも、ケンタ君を掘り出す時でも、使われている。
まあ、オリスクではここまで細かい演出が必要かと言うのがそもそもの疑問だが。