私信に対する返信

http://moe.livedoor.biz/archives/17197552.html
うはー。やっと本音が出てきたよ、魂の。こりゃマジで鬼畜ルートに行っちゃったんだわ。
アナタ、立派なオタクだよ、キモメンだよ、喪男だよ、脱帽だよ。引用と自分の文章が混じっちゃうところもなんかそれで許せる気分になっちゃうよ。
本田透氏にしろ心は萌え氏、どっちも愛を求めた結果がこれだ。自分を変えずに世間を変えようとしたのが本田透氏で、自分を変えて世間に合わせようとしたのが心は萌え氏だよ。目指すところは同じで、メソッドが違うに過ぎない。電波男のレビューは、鏡見て割りたくなっただけなんだよ。
そこまでわかったなら、がちゃがちゃ言う必要はどこにもないな。

PS.だから、必死に努力して、人を好きになれるように強くなろうとすることが悪いことか?

全然悪くないよ。ガンガレ。超ガンガレ。暗くて孤独な茨の道になるだろうけど、俺は邪魔しない。応援するよ。でも手助けはしない。できない。それは俺の道じゃないから。

だから、幸せになれることもない

と言いつつ求めているものは幸福なのは明白だ。これについては、id:hitotsugi:20050315:1110913698を引用したい。

永井均の「ルサンチマンの哲学」の冒頭に興味深い挿話がある。
「星の銀貨」という童話を下敷きにした、3人の少女の物語だ。

永井が書いたものの中で、わたしはこれが一番好きだ。

一人目の少女は、道徳的に振る舞ったご褒美に、星の銀貨を得て死んだ。
二人目の少女は、星の銀貨が欲しかったので、道徳的に振る舞った。
そして望み通り星の銀貨を得て、死んだ。
三人目の少女は、道徳的に振る舞うことを道徳的に拒んで、銀貨を得ずに死んだ。

天国でお互いの行動を巡って言い争う、一人目の少女と三人目の少女。
それを見て二人目の少女はいう、
「あなたたちって、とても変。あなたたちはとてもよく似ている」……

一人目と三人目はお二人だ。どっちがどっちかは自分で考えてくれ。星の銀貨も道徳的な振る舞いも、全て幸福に還元できる何かだ。
さて最後に、心情を吐露してくれた心は萌え氏に敬意を表して。

貴方に人を信じることができなくなったつらさがわかるのか?

わかりません。
信じることができなくなるには、前提として人を信じきることが必要です。私はそこまで真剣に人を信じたことがあるかどうか自信がありません。なので、人を信じられなくなることがないのです。裏切られてもいい程度しか信じてないからかも知れません。
つらさを想像してもいいのですが、それは実際につらい人からすると馬鹿にしてるようにしか思えないでしょうから、やめておきますね。したり顔で「わかるよー」とか言うのは見るのもするのもムカつくので。
あー。人の本音を聞けて楽しかった。