プロジェクト・スクリーミング・にーにー

id:eiji8pou:20050301:1109688293 の続き。
現時点でhttp://www.geocities.jp/higurasi_tanosiiyo/の中の人、majical氏の作るDLLには、とりあえずクリップボードにデータを送る機能が実装されています。(ネットに関する機能も実装されているが、オリスク作る分にはとりあえず不要なので今回は触れない)
DLLのファイル名は"22.dll"。「にーにー」とお呼びください。ちなみに最終的にはファイル名チェックルーチンをかまして、別ファイル名にすると動かなくする仕様らしいですよ?
そしてこれがオリスク作りにどう影響するかと言うと、察しのいい方にはすでに想像がついているかと思いますが、様々なファイル名を取得するためにこのdllを使います。
キャラクター名やキャラクターの状態を選択していって、立ち絵を表示するスクリプトを作成します。このスクリプトに22.dllを組み合わせて、表示した立ち絵のファイル名をクリップボードに送るボタンを画面に出しておくわけです。
望みの立ち絵が選ばれたら、ボタンを押して(ld命令にすでに組み込まれた)ファイル名をクリップボードに送り、それを別のエディタで開いているオリスクに貼り付ける訳です。
NScripter自身にNScripterで使うオリスクを作る手伝いをさせる訳ですね。
そして、22.dllが外部ファイル書き出しを実装してしまうと、もはやクリップボードとかなんとか言う問題ではなくなり、NScripterをオリスクエディタにしてしまえるのです。
これが、プロジェクト・スクリーミング・にーにーの全貌なのです!
もちろん、立ち絵だけではなくて背景画像やBGM、効果音も同じように扱えます。統合オリスク開発環境が完成する日も近いのですよ。