蓬莱 (講談社ノベルス)

蓬莱 (講談社ノベルス)

蓬莱 (講談社ノベルス)

ゲーム開発に伴う殺人云々のキャッチコピーにちょっと興味をひかれ、読んでみた。
……途中まではよかったですよ。途中までは。純粋に楽しめましたよ。
ただ、大きなウソが二つあって、それがわかった瞬間に興ざめしちゃいました。一応ミステリーなのであらすじは言いませんけどね。

大きなウソその1
開発してるゲームそのもの。ポピュラスシムシティの間みたいな歴史シミュレーターなんだけど、文化レベルの変化がすごくて、誰もいない土地に入植する原始人から国会議事堂立てて内ゲバするまでを一つのゲームで扱えるのかと。つかスーファミでそれかよ、と。
大きなウソその2
そのゲームのプログラムを「フロッピー」で持ち運んだこと。フロッピー? 今あんたフロッピーって言ったか!? しかも一枚かそこらで!?

orz
途中まではよかったんですよ。でも、これで目が覚めちゃいました。やっぱり、考証って大事だなあ。