ガン牌つきジジ抜き
これのアルゴリズムを考えてみた。
完全にフラットなカードで行う場合は、このゲームは本当にただの運ゲーにしかならない。しかしそこに、ガン牌――つまりカードの裏の傷等でカードを特定できる――要素を入れると、途端に戦術を駆使することが可能になる。ただし、このガン牌の不安定な点は、プレイヤーによって覚えているカードの種類が異なることである。全てを見通す神はこの場にはいないのだ。
ルール上、プレイヤーにできることは上座からカードを一枚ドローし、下座からのドローに応えるだけである。そこで駆使できる戦術とは、上座からドローする時の選択にかかってくる。そこで、上座のカードと下座のカードを分類し、以下の優先順位でカードをドローする。一つの優先順位の中に複数のカードがあれば、ランダムで決める。
ドローの優先順位 | カード分類 | ||
---|---|---|---|
1 | ガン牌可能カード | 自分の手札とマッチするカード | ジジ |
2 | 下座とマッチするカード | ||
3 | 下座とマッチしないカード | ||
4 | 自分の手札とマッチしないカード | 下座とマッチしないカード | |
5 | 下座とマッチするカード | ||
6 | ガン牌不可能カード | ||
7 | ガン牌可能カード | 自分の手札とマッチしないジジ |