2004年21+22号

週刊少年チャンピオンなのです。表紙はまたまたグラビア。

表紙&巻頭グラビア
熊田曜子
アイアンジョーカーズ(脚本:ほそのゆうじ・漫画:有賀ヒトシ
THE ビッグオーの時からわかってたことですが、有賀ヒトシ氏は陰影のつけかたに特徴があって、ビッグオーの時はそれがはまってた訳です。今回チャンピオンに来た訳ですが、紙質のいい単行本ならともかく、週刊誌の紙質ではどうにも良さが生かされませんね。
バキ(板垣恵介
表紙が珍しくバキ以外。龍書文さんです。
オリバ対書文の試合が始まった訳ですが、書文さん、ファッションセンスが花山薫系です。直後、オリバの腹に傷が入ります。弾丸でも通さない腹筋を貫くもの、オリバはそれをナイフと考えましたが書文に「貫き手」とあっさり否定されます。オリバの顔に浮かぶ汗。やばいっ! 板垣漫画では汗をかくほうが弱い! このままオリバは負けてしまうのか!
ロボこみやぎさわ景一
第24話。石上君と鈴木ロボ子の二人三脚。委員長の「あの時手をあげる勇気さえあれば」の台詞がせつないです。ところで、柱って編集さんが考えるものなんですよね。「真面目で優しいやぎさわ景一先生に応援のレターを!!」って、実際のとこどうなんでしょうかね。
んで、練習風景。ごりごり体に左半分を削られた石上君ですが、この後保健室に行ったんでしょうか。うーん。
そして体育祭当日。ロボ子に足を踏まれて緊急入院する石上君。……やぎさわ先生! 踏まれた足は左足なのに、骨格はどうみて右足なんですけどその辺のところどうなんですか! 単行本では修正されるんでしょうか!
アクメツ(脚本:田畑由秋・作画:余湖裕輝
悪人を前にすると鼻血を出す検事さん。議員とかを前に鼻血を出す。そこで突き当たるのは悪の定義。何をもって悪とするのかが問われる訳で。善悪と法は関係ないってことは、悪法なんて言葉が存在することで証明されてる訳で。難しいところです。
それにしても我門さん、味のある顔してますね。
カオシックルーン山本賢治
あらすじ:デス様が、なんか色々くっちゃべってる血祭り部隊ブラディ・サーカスをおいしく踊り食いしました。以上。
この突き放しっぷりが素晴らしいです。ヤマケニズムそのものです。きっとヤマケン本人も読者のことをそんな風に思ってるんでしょう。でも、そこに痺れる憧れるゥ!
虹色ラーメン馬場民雄
乾が太陽と戦いたいと言っていますが、父子喧嘩が先に始まりそうです。間に合うんでしょうか。
次号予告
次号の巻頭グラビアは佐藤江梨子、いわゆるサトエリいわゆるハニー! コスプレとかゆーな! なんだかそれだけでいつもより売上がよくなるような、やばいな、ここらへんそんなに入荷状況がよくないのに。
読みきりは「ゴッドファーザーの娘(武狼ひろみ)」。正統派(?)の萌え系漫画か?