ALI PROJECTの未來のイヴを聴いて思ったこと

ああ、ロボ娘フェチにはたまんない歌だなあと。
鉄人28号には娼婦と共通のエロスがあると主張したのは、どこの誰だったか。
コントローラーの持ち主の命令に善悪の区別なく従い、世界を滅ぼす悪魔にも、世界を守る守護神にも成り得る鉄人28号と、金やその他の対価さえ折り合えば尻の穴でも舐める娼婦とどこが違うのかと。どちらも主人の命令はなんでもやってのける存在で、主人でなければ指一本動かさない。そもそも主人にだってさえ特別な感情を抱きはしない。それでも主人の命令は完全にこなして見せる。今の主人の命令なら、前の主人をひねりつぶすことだって平気だし、その後で主人が元に戻っても、何事もなかったように従って見せる。
とてもエロい。主人の方に思い入れがあればあるほど、従者の方には決して特別な感情などなく、その感情の温度差は主人の方をより一層サディスティックに駆り立てはしないか。一体どっちが本当の主人なのやらわからなくなってくる。
エロいと同時に、面白いと思う。