十字とリボンと銀のメス (プラザコミックス)

十字とリボンと銀のメス (プラザコミックス)

十字とリボンと銀のメス (プラザコミックス)

乙一大弓冬」は「おいだ・きゅーと」と読むそうですね。マイケル原腸と呼んだ方が私はしっくり来ますけどね。
色々連載してますが、むしろ単行本になっていない方が多い「アリスったらもお」の続編です。続編と言うか、成長したアリスがワンダーランドからミラーランドに舞台をうつしてやっぱり手術をすると言う内容ですが。ちょっとした疑問。ワンダーランドもミラーランドも軍事独裁国家であるならば、どっかでぶつかると思うんですがどうなんでしょうか。まあいいか。
とりあえず、この倫理をちらつかせながら面白がって踏み越える作風は健在です。そして一つの教訓を思い知らされるのであります。「能力のある奴ぁ何やってもとりあえず許される」
畜生、人間社会の真理って奴だぜ。
なお、この単行本はamazonにおいてアダルト商品として扱われていますが、連載していた雑誌がそれ系だったと言う以外に理由が思いつきません。駕籠真太郎は一般誌扱いなのになー。



※2005/04/22 Fri 11:07:57 に再編集されました。
※2004/11/01 Mon 19:24:13に再編集されました。
※2004/10/30 Sat 17:14:21に再編集されました。