ダヤンのおいしいゆめ (Dayan’s collection books)

ダヤンのおいしいゆめ (Dayan’s collection books)

ダヤンのおいしいゆめ (Dayan’s collection books)

恐怖で毛が逆立ったダヤンが見物です。バクは怖いですね。バクさんのかばんはいいものですが。
関係ないですが、都市系の怪談話でこんなのがありましたね。
青年があるアパートに部屋を借りたら、その部屋に幽霊が出ることに気づいた。その幽霊は女の素足の両足だけで、ドアの下の隙間から見えるだけだった。特に害はなさそうだったので、試しに女物の靴下を買ってこたつの上に置いてから眠ったら、次の日からその靴下を履いて出てくるようになった。
けれど、元々そういうものだったらしく、青年は日に日にやせ細っていくし、ある時青年が女性を連れてきた晩など、部屋の中があちこち蹴られたように荒らされていたりもした。
青年は今更ながらに怖くなって、部屋に戻らず友人たちの家を転々としていた。怖いもの知らずの友人がそれを聞いて、青年の部屋に一晩泊まってみた。翌日、部屋は荒れ放題で、特にこたつの天板などはものすごい力で踏み割られていたりした。友人は大怪我をしていて入院することになった。その友人がベッドの上で語る言葉によると、ボロボロの靴下を履いているが、内側から伸びてきた鉤爪の生えた足が、部屋中を壊して回っていたのだそうだ。
青年は、結局そのまま部屋を解約し、昼間のうちにさっさと荷物を片付けて引っ越してしまったそうだ。