HDD復旧顛末

裸族のインテリジェントビル5Bay USB3.0 eSATAコンボ(今から考えると、かなり無駄な高スペック) と HGST 3.5inch 7200rpm 2.0TB 64MB SATA 6.0Gbps 二台を揃えたのでRAIDとやらを組んでみた。単純なRAID1、ミラーリングである。
設定してみたものの、つないでも動かない。認識しない。泣けた困った。
そのままにして数日が経過した後、兄から電話がかかってきたので、野暮用を済ますついでに聞いてみる。あっさり解決。Windows側でなんかしないといけなかったらしい。
その後、(論理)フォーマットして使えるようになった。
で、バリバリとデータを移す。高い大容量をRAIDまで組んだんだ、これをアーカイブにしてしまえばいーじゃんいーじゃん? そんな感じで、ほうぼうから自炊本とか動画とかをどんどん入れる。これで、500GBくらいは埋まった。
さらに、溜りに溜まった画像を動かしてみた。動かすのはプログラムにやらせたので、数はわからないのだが、だいたい40,000ファイルくらい動かしたあたりで書き込みエラーが出た。残り10,000ファイルくらいじゃなかったかしら。
しかし、画像がこの数ってのもなかなかすごいな。やっぱり、画像を認識して分類タグ付けする人工知能の開発が急がれるね。
で、かぶった画像なんかは省きながら(画像の同定にはMD5を使った)、それをjpgからpngに変換しつつ動かしたのだが、途中で失敗した。
ふてくされるだけでは何なので、修理を依頼してみた。ここで間違えたなーと後で思ったのは、先に誰かに相談してもよかったことだ。
ググッて見つかった最初の方にあった業者に、フォームから無料診断をお願いした。
翌日月曜日、電話で反応があったので、詳しく説明、早速HDDを送った。頼んだぞクロネコ! ちなみその時対応した人は、クラッシュした理由はハード的なものでは?と推測していた。物理的にアレしていたか、ファームウェアがアレしていたか、そんな感じ。
早速中身をみてもらう。速くて高いコース(データの鮮度が高いままなので復旧可能性高)とゆっくり安いコース(前者の逆)のどちらかと、入ってたデータのうちどれを優先するかを聞かれた。なので、考えた末にゆっくりコース(流石に高いんよ)、優先は自炊本のpdfで、pngやjpgは最悪破棄でよい、と回答。で、最大5日くらいかかると言われて作業に入ってもらった。
で、本日木曜日、10月6日、症状的にはほんと単純にディレクトリが壊れてただけみたいで、すぐにほぼ全てが復旧できたっぽい。それを告げる電話があった訳だが。
「ええ、○○○とか×××とか無修正とかのフォルダが見えて、その中のファイルAAAとかBBBとか、普通に開けますね。相当ありますけど、全部大丈夫みたいです」
他人にハードディスクの中身を読み上げられるって、これ一体なんて羞恥プレイ? 例えば釘宮声で言われたりしたらそれはそれで興奮もできるだろうけど、男に言われてもなー。いやいやいや、贅沢はいかん。いやいやいや、それもなんか違う。
で、本日は料金を振込み、最短で日曜日には戻ってくる予定。