シールはがし

良心的な利用者の方は、図書館から借りた本をこどもが破ったりすると、テープで補修して返してくれるのだが、厳密に言うと図書館にとってはありがた迷惑である。
何故と言うと、使っているのが市販のセロテープであり、粘着力や持久力の点で、図書館屋が使っている物に比べると大きく劣っているからだ。黄ばんだテープで子どもが継ぎ接ぎした本と言うのは、嫌がる人も多いんじゃないかな。
なので図書館では、副次的ながらテープはがしを使用する。
ドバーっとはがしたいテープにぶっかけて、指先でそっと剥がすとするすると剥げるものだ。で、揮発性が高いので染みになることも紙のページがふやけることもない。無論、後も残らない。
問題点があるとすれば、高い。その一点だ。
すると、こんなページをみつけた。→せどりで仕入れた本のテープはがし、汚れ落とし:せどり初心者のノウハウ
ダイソーの100円ライターオイルがてきめんに効く! 汚れ落としにも持ってこいだ!」
と言う趣旨なので、実際に買ってみた。
オイルライター用オイル
そして古本屋で買って来たで試してみる。紙製の値札シールにぶっかけてみると……ばっちり、簡単に剥げた。少なくとも、何もつけないで剥ごうとするよりは時間の節約になるし、跡が残らない。これは便利だ。まあ、もっと時間を節約したければ、ティッシュを用意するのがいい。
しかしこのアイテムを職場で使うのは難しいかも。
注意書きに「オイルライターの燃料専用。その他の用途には絶対使用しないでください」とあるからだ。役所で使うにはちょっとと思わせる。
ま、個人で使う分には自己責任で構わないとは思うけど。
※念のため。私は古本は買うばっかりです。金に困ってブックオフに持って行くことはありますが、せどったりはしていません。